熊本総合医療リハビリテーション学院

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CATEGORY:3年

治療学Ⅲで・・・

こんにちは!

治療学Ⅲでは、『当事者の語りを聴く』という講義があります。

これは、『作業療法士を目指す学生として当事者の想いや語りに想いを寄せ、作業療法士の役割とできることを考える』という目的で、熊本DARCの方と、当事者でありながら作業療法士でいらっしゃる先生に来ていただきました。

当事者とは、自らが病いを持たれている方のことを言いますが、
その当事者の力が、同じ悩みや病いを持つ方の回復にとても大切な意味を持ち希望となるため、欠かせないと注目されています。

熊本DARCとは、熊本市内にある、Drug Addiction Rehabilitation Center(ドラッグ アディクション リハビリテーション センター)の略です。
アディクションとは、嗜癖(やめようと思ってもやめる事ができない悪い習慣)を意味します。
薬物依存やアルコール依存など、様々な依存症問題で困っている方を対象に、回復をお手伝いする民間の施設です。

施設長とスタッフ、そして利用者の方の体験談を中心としたお話に、学生たちは真剣な表情で耳と心を傾けていました。

後半は、過去に薬物依存の悩みを持ちながら今は作業療法士として大分の精神科クリニックにお勤めの先生にお話をいただきました。
内容は、依存症の理解を深め、精神科作業療法の実際を知ること。

WRAP(元気回復行動プラン)を実際に体験して、みんな嬉しそうでした!
落ち込んだり元気がないときに、自分の元気な姿をイメージして、
写真のような元気の源“道具箱”を使ってほしいです。

貴重な経験になったことと思います。
みなさん、お疲れ様でした。
お越しいただいた先生方、本当にありがとうございました。
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