熊本総合医療リハビリテーション学院

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第27期生卒業式

第27期生卒業式

とりまく社会情勢を考慮し
規模を縮小しての卒業式が行われました

2年間使用した実習室でも記念撮影

明日からの新たな一歩が
輝かしいものになることを
切に願っています

卒業おめでとう!
卒業式代表「答辞」を掲載しておきます


答辞

穏やかな日差しに、春の訪れが感じられるこの佳き日に、卒業証書授与式を挙行していただき、心より感謝申し上げます。また、このような社会情勢の中に、様々なご配慮をいただきましたことに、お礼申し上げます。

さて、月日が経つのは早いもので、期待と不安を抱きながら迎えた入学式より、はや数年が過ぎ去りました。

四年前、入学直後に遭遇した熊本地震は忘れることのできない大きな出来事です。私は入学前でしたが、共に助け合うことの大切さを学びました。更に振り返れば、本日3月31日は、東日本大震災が発生した日です。未曾有の災害により、多くの命が失われました。命を繋ぎとめても、卒業式を迎えることができなかった方々もおられます。

そのような中、私たちが無事に卒業式を迎えることが出来たのは、心から応援してくださった家族や明るく笑顔の絶えないクラスメイト、講義や実習でご指導いただいた諸先生方のおかげです。何よりも、時に厳しく、時に優しく、愛情に満ち溢れ、笑顔で接して下さった学院先生方のお陰です。心より感謝申し上げます。

在校生のみなさんに伝えてください。これからの学院生活では、楽しい時も苦しい時もあるでしょう。楽しい時は皆で思いっきり楽しむようにと。辛い時は、一人で悩まず、クラスメイトや家族、何よりも、心強い味方である先生方を頼るようにと。そして、同じ道のりを歩んできた私達を頼って欲しいと。

私たちの学院生活は、今日この日をもって終わりを迎え、明日からは新たな一歩を踏み出していきます。それぞれの道で、心や体に課題を抱えた方々の人生に関わっていかなければなりません。そう考えると、一医療人としてやっていけるのかと不安になることもあります。しかし、学院での学びや経験を糧に、自信を持って前に進んでいきます。そして、一日でも早く、胸を張って学院に顔を出せるよう努力していきます。

最後になりましたが、教職員、在校生の皆様方のご健勝と熊本総合医療リハビリテーション学院の益々のご発展をお祈り申し上げ、答辞といたします。

令和2年3月11日
熊本総合医療リハビリテーション学院 卒業生代表
救急救命学科 池田  優介
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