卒業研究を終えて・・・①
Date:2017/10/12
テーマ:弾性ストッキングが瞬発的運動やバランスに及ぼす影響について 理学療法学科 4年 立野 彩
健常者30名に対し弾性ストッキングの未着用群と着用群の2群間において、底屈筋力・垂直跳び・重心動揺を評価し、弾性ストッキングが及ぼす瞬発的な運動やバランス安定性への影響を検証した。
弾性ストッキングによって、対象筋である腓腹筋の羽状角(筋線維の角度)の減少などの要因から底屈筋力の向上が得られ、瞬発的な運動パフォーマンスの向上が明らかになった。また、バランスの安定性への関与がありバランスは改善傾向であった。
臨床において、運動パフォーマンスが向上し、生活の質の向上に繋がると考えた。
今回本研究を行っていく中で、疑問を持ち、自ら研究し原因追及を行っていく面白さを学ぶことができました。また、本研究を今後に活かしていくことで再び疑問も出てくると思います。理学療法士として働きだしてからも、本研究を糧に原因追及し、疑問を解決していきたいと思います。研究の機会を頂いた学院やご指導ご協力頂いた先生方、学生の皆様に感謝したいと思います。