本日は学院体育館において平成23年度の入学式が挙行されました．

３月12日の卒業式で第27期生を送り出し，少し寂しい気持ちでいましたが，本日また新たに第31期生を迎え，嬉しい気持ちでいっぱいです．

第31期生として入学されたみなさんを，心から歓迎いたします！


今年の入学式では開式に先立ち，東日本大震災で亡くなられた方に全員で黙とうが捧げられました．

東日本大震災については学院長告辞の中でもまずお見舞いが述べられ，本学院が本日，例年同様に入学式を挙行できることに対する感謝が述べられましたし，新入生代表宣誓や来賓祝辞の中でも触れられました．

その中のひとつに『報道されていることは被害にあわれた地域や人の全体的なことであって，実際は一人一人にドラマがあり，一人一人のニーズがあるのです．みなさんがそこに気づき寄り添える医療人なることを期待します．』というお言葉がありました．

本当にその通りだと思います．
私たち作業療法士はまさに，対象者お一人お一人の人生のドラマに寄り添い，かなえたいニーズの達成を支援していく職種です．

新入生も今はさまざまな期待と不安を抱いていることと思いますし，これからたくさんの喜びや困難に出会うことと思います．
でも今日の入学式でいただいたたくさんの言葉を胸に刻み，作業療法士に向かって一歩一歩をしっかり踏みしめながら，４年間を過ごしていきましょうね．

これから宜しくお願いします！