下肢装具学 坐骨支持長下肢装具 採型
Date:2016/10/05
下肢装具学の授業で、
坐骨支持長下肢装具を採型しています。
下肢全体に体重を掛けず歩けるようにする装具で、
大腿骨の骨折などに用いられます。
当然、採型も足一本丸々行きます。
下から巻いて行きますが、
足首の角度を固定するために、
ギプスが固まるまで支え、
固まったら上に上にと巻き上がります。
そして最後に坐骨(お尻の骨)にも
体重を支えられるように形作る手技を行います。
問題は外す時です。
紐を垂らして巻いてますので、
紐を引っ張りながら、
その傍を刃物でカットして行きます。
上から切り開いて行きますが、
最初に巻いた足先のギプスは
時間が経って硬化が進み、
かなり硬くなってしまっています。
気合いで切り開いて行きます。